
ソニックガーデン 代表
クラシコム 取締役CTO
倉貫義人くらぬき よしひと
大手SIerで立ち上げた社内ベンチャーをMBOし、2011年にソニックガーデンを設立。月額定額でプログラマが顧問のように寄り添う「納品のない受託開発」を展開しつつ、本社オフィスの撤廃、管理のない経営、若手育成のための徒弟制度など新しい経営と働き方を実践している。
2018年に株式会社クラシコムの社外取締役、2024年から取締役CTOに就任。著書に『人が増えても速くならない』『「納品」をなくせばうまくいく』など。

リモート主体で管理をなくした会社に、あえて徒弟制度をつくった倉貫義人さん。社員3人とAI社員で、10人分以上の仕事を回す佐藤勝彦。熟達を信じる二人が、熟達を渡す先で分かれます。
アーカイブ(無料)
2026年10月9日の対談を、アーカイブとしてまとめました。動画(1時間26分)、話題別の議事録、二人の講演資料、当日の写真を、専用のページでご覧いただけます。視聴は無料です。下のフォームからお申し込みください。
開会 司会:番匠武蔵さん
前半は二人の講演を20分ずつ。後半は、皆さんの質問を呼び水にした対談です。
講演1 倉貫義人さん
遊ぶように働く。納品のない受託開発、セルフマネジメント、徒弟制度、そして作品全体に責任を持つ審美眼。
講演2 佐藤勝彦
講演の最中にAIが議事録をまとめる実演。準備の8割をAIに任せ、人は判断に集中する働き方。
対談 問い手:三石原士さん、柏木誠さん
来年の予算で、若手を一人採るか、AIに使うか。原稿を手で直さない理由、AIを前提に新人の判断を育てる方法。
会場からの質問
プロの矜持と、参入する人の裾野の広がり。
チャットからの質問
作り続け、直し続けることがプロの責任になる。
終わりに
時刻はアーカイブ動画の再生位置です。アーカイブのページでは、議事録の時刻を押すと、動画のその場面から再生できます。
この対談の論点
二人とも、熟達を信じています。異なるのは、熟達を渡す先です。
倉貫さんと佐藤は、ともに管理型の大組織と規模拡大の論理を選ばず、小さいまま強くあることを選んできました。倉貫さんはその熟達を「技芸」と呼び、佐藤は社名にもなった「鍛錬」と呼びます。
同じものを信じる二人が分かれるのは一点だけです。熟達を人の身体に残すか、AIの記録と仕組みに出すか。今回の対談は、この一点だけを論点にします。
本の紹介だけでは終わらせず、時間の大半を思想の対話に使います。ご参加の皆さんには、来年の予算を人に使うかAIに使うか、ご自分の答えを持ち帰っていただきます。
なぜこの二人か
技を自分の手に持つエンジニアは、技を人に残そうとしました。技を持たない場所から出発した経営者は、技を仕組みに出そうとしました。問い手の柏木誠さんは、この分岐が対話の核心になると見ています。
問い手・柏木誠さんによる整理です。当日は、この表のどこに本当の分かれ目があるのかを、二人に確かめていきます。
当日の進行(告知時の予定)
開会 司会:番匠武蔵さん
熟達を人に渡すか、AIに渡すか。二人の立場を最初に表明していただきます。
書籍解説1 倉貫義人さん
仕事を「労働」ではなく「技芸」として捉え直す。管理をなくした会社で、なぜ徒弟制度をつくったのかをうかがいます。
書籍解説2 佐藤勝彦
社員3人の会社が、AIエージェントに10人分の仕事をさせている現場。そしてAI社員を育てる元になる、一人ひとりの記録の残し方をお話しします。
対話 問い手:三石原士さん、柏木誠さん
抽象的な問いでは、対談は丸く収まります。今回は「どちらを選ぶか」を迫る問いだけを用意しました。問いの候補は次の区画に載せています。
終わりに
来年の予算を人に使うか、AIに使うか。ご自分の答えを決めて、お帰りください。
進行と時間配分は変更になる場合があります。
当日ぶつけた問い(候補)
来年の予算で若手を一人採るか、AI社員を一体増やすか。どちらを選ぶか。
AIがコードを書く時代でも教え方は変わらなかったという観察と、準備の8割をAIに渡すという実践は、どちらが先に限界に達するか。
準備をAIに渡したとき、新人はどこで熟達するのか。
記録できる熟達と、記録できない熟達の境目はどこにあるか。
数年かけて人を育てる賭けは、月単位で効くAIの増幅に対して合理的か。
2030年、ソニックガーデンにAI社員はいるか。TANRENに新卒はいるか。
問いは当日の流れに合わせて入れ替えることがあります。
登壇者

ソニックガーデン 代表
クラシコム 取締役CTO
大手SIerで立ち上げた社内ベンチャーをMBOし、2011年にソニックガーデンを設立。月額定額でプログラマが顧問のように寄り添う「納品のない受託開発」を展開しつつ、本社オフィスの撤廃、管理のない経営、若手育成のための徒弟制度など新しい経営と働き方を実践している。
2018年に株式会社クラシコムの社外取締役、2024年から取締役CTOに就任。著書に『人が増えても速くならない』『「納品」をなくせばうまくいく』など。

TANREN株式会社 代表取締役CEO
営業、販売教育SaaS「TANREN」を提供。自社経営と企業研修の両面で、生成AI活用とAIエージェント導入を実践し、組織への実装を支援している。20代は調理師としてホテルの厨房に立っていた。
メール、会議、写真、音声、判断など、日々の記録を個人と会社の文脈として蓄積し、AIの調査、比較、提案、実行へつなげる方法を追究する。著書に『AIアウトプット超大全』『AI独学 超大全』など。
問い手・司会・配信
問い手
組織開発ファシリテーター
他人に目標をたててもらうワークショップ「タニモク」の開発者。直接ファシリテーションは延べ3,500人を超える(2026年1月現在)。対話とコミュニティを起点に、組織とチームのパフォーマンス向上を支援する。著書に『かくれた「強み」をみつけよう。』(日経BP 日本経済新聞出版)。
問い手
株式会社CRI・ミドルウェア 経営戦略担当
プロジェクトデザイナー
AI×組織を軸に、経営・組織の言葉と現場の言葉をつなぐ。信条は「プロジェクトをゲームのように楽しむ」。経営に伴走し、組織をAI前提経営へ変える実践の傍ら、AI時代の学びとプロジェクト型組織のあり方を探究中。noteフォロワー1.7万人。
司会
株式会社ラテイル
国際コーチング連盟 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
野村総合研究所、コーチ・エィ、エクサウィザーズを経て2023年に起業。2007年から経営者・管理職へのコーチングを行い、組織開発やリーダーシップ開発のプログラムを企画、実施している。
配信
株式会社Weavent 代表取締役
イベントアクセラレーター/コミュニティ教育家
富士通グループでプロモーション企画やクラウド基盤開発に携わり、2018年に独立。2022年にハイブリッドイベントの企画・配信とコミュニティ支援を専門とする会社を設立し、企業・自治体・大学に伴走する。武蔵野大学 アントレプレナーシップ研究所 客員研究員。
今回の三冊
倉貫義人さん
仕事を「労働」ではなく「技芸」として捉え直す一冊。技芸の磨き方、会社で互いを磨き合う仕組み、AI時代にそれでも私たちが働く理由までを扱う。
Amazonで見る
佐藤勝彦
社員は3人、AIエージェントに10人分の仕事をさせる。AIに働かせて事業を広げる、現場のリアルをまとめた一冊。
佐藤勝彦
テキスト、音声、動画、位置情報。1日3分、自分を記録する新習慣で、ただの日常をAIと一緒に資産へ変える一冊。落合陽一氏推薦。
開催概要
アーカイブ視聴受付中
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